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活況の中小株、注意点は?―短期売買が多く値動きが激しいです

 「中小株が活況ですが、リスクもあると聞きます。どんな点に注意すればよいのでしょうか」(東京都、50代男性)
 日経ジャスダック平均株価が10日に13年ぶりの21日続伸(営業日ベース)を記録するなど、中小型株に注目が集まっています。3月期末が近づき、主力大型株に対しては金融機関の決算対策売りが活発になっていて、物色の矛先が中小型株へと向かったようです。
 中小型株の魅力は高い成長性でしょう。株価が1株利益の何倍かを示す予想株価収益率(PER)は東証1部(14日時点)は平均17倍ですが、ジャスダックは同18倍、東証マザーズは同32倍にも達します。
 一方、値動きの軽さは反落のリスクもはらみます。インバウンド(訪日外国人)やAI(人工知能)といった市場の関心が高いテーマに基づいた短期売買が多く、悪い材料がひとたび浮上すると一気に株価が下落する可能性があります。株価のボラティリティーが大きいのです。
 また、売買規模が小さく流動性が低いので自分が取引したいと思ってもそのタイミングで売買できない恐れもあります。証券会社のアナリストがカバーしていない銘柄も多数あり、その場合は自分 で会社の財務情報や株価の動きを注視しつつ優良銘柄を選別しなくてはなりません。景気に左右されずに収益を上げているか、他社に無いビジネスモデルや高い世界シェアなど独自性を持っているか、といったことも見極める際の材料になるでしょう。
 大きく成長する原石を見つける楽しみがある半面、目利きが必要ですから中小型株投資は投資経験者向きといえるでしょう。経験が浅い人は中小型株を集めた投資信託から投資してみるのも一手です。