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引き続き最高値圏で推移

 今週の米国株式相場は引き続き最高値圏で推移しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)が3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに踏み切るとの見方が金融株の買いを誘い、相場をけん引している。トランプ大統領の経済政策に対する期待感も根強く、投資家はまだ強気だ。
 3日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は小反発し、前日比2ドル高い2万1005ドルで1週間の取引を終えた。2月28日夜のトランプ大統領の議会演説が無難な内容だったことから市場には安心感が広がり、ダウ平均は3月1日に初めて2万1000ドルを突破した。「トランプ相場」はまだ続いている。
 FRBのイエレン議長は3日の講演で「経済指標が我々の想定通り堅調なら、緩やかに利上げするのが適切」と述べ、14~15日のFOMCでの利上げを強く示唆した。市場が見込む3月会合での利上げ可能性は8割に達しており、利上げによる業績改善が期待される金融株は今週も買われ、引き続き相場を下支えしそうだ。
 経済指標では10日発表の2月の雇用統計が注目されている。事前の市場予想では堅調な内容が見込まれているが、予想外に低い数字が出れば、利上げム ードに水を差しかねない。トランプ政権のメンバーがインフラ投資や減税案の詳細を示せば、市場が大きく動く可能性もある。楽観は禁物だ。(ニューヨーク=平野麻理子)