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儲ける&儲かる!株式投資

厳選推奨銘柄を大公開。CFP(R)が株の買い方を解説。毎日訪問で初心者が株取引のプロに。

昨年来高値うかがう展開

 今週(13~17日)の日経平均株価は1月4日につけた昨年来高値(1万9594円)をうかがう展開か。1万9000円台での推移となるだろう。市場が注目していた日米首脳会談が波乱なく通過したことで、買い安心感が広がる。また、トランプ米大統領が進めると発言した減税策が引き続き株価を押し上げ、好調な企業業績も支えとなる。
 前週の日経平均は週間で460円(2%)上昇した。週後半にトランプ氏が「税に関する驚くべき発表」をすると述べ、大幅な減税策を明らかにすると示した。米景気拡大につながるとの見方から米ダウ工業株30種平均も過去最高値を更新した。
 「昨年11月以降の『トランプ相場』の原動力にもなっていた減税策についてようやく言及した」(セゾン投信の瀬下哲雄運用部長)ため、引き続き買いが続きそう。金融規制の緩和への期待も続いており、金融株上昇が見込める。ただ、上にも下にもトランプ氏の発言に振られやすい状況は続くため、市場が嫌気する発言には注意が必要だ。
 市場が注目していた一大イベントの日米首脳会談を通過し、日米関係に対する不安が払拭されたことも買い安心感につながるだろう。市場では「 外交の点からみて満点」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との評価が聞かれた。日米同盟を確認し、懸念されていた貿易や為替面での過激な要求はなかった。
 支えとなるのは、好調な企業業績だ。2016年4~12月期の決算発表シーズンも終盤を迎え、今週はリクルートホールディングス(6098)や日本郵政(6178)、第一生命ホールディングス(8750)などが決算発表する。
 上場企業の17年3月期は5社に1社が最高益を見込んでいる。市場では16年4~12月期決算について「コスト削減などの企業努力による業績改善がみられており好決算」(BNYメロン・アセット・マネジメント・ジャパンの王子田賢史・日本株式運用部長)との見方が広がる。引き続き、好業績を好感する買いも続きそう。(野村優子)