読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

儲ける&儲かる!株式投資

厳選推奨銘柄を大公開。CFP(R)が株の買い方を解説。毎日訪問で初心者が株取引のプロに。

1万9000円前後もみ合いか

 今週(6~10日)の日経平均株価はもみ合いか。1万9000円前後での推移となるだろう。週後半に控える日米首脳会談を見極めたいという投資家は多く、様子見姿勢が強まりやすい。引き続きトランプ米大統領の発言に左右される展開が想定され、ひとまず前週末に金融規制の緩和を指示したことで金融株の相場押し上げも期待できそう。
 前週はトランプ氏の発言で円高が進行し、節目の1万9000円を割った。日本や中国を「通貨安誘導している」として名指しで批判した。「発言を受けて短期筋が大きく動きやすい」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)ため、今週もトランプ氏の言動を巡って急変動するリスクが高そうだ。
 一方、市場では「日本株を押し下げる保護主義的な政策は前週で織り込みつつある」(ソシエテ・ジェネラル証券の杉原龍馬株式営業部長)との声も聞かれた。これまであまりでてこなかった、法人減税をはじめとした財政政策に対する発言が週内に出始めることがあれば、逆に相場の押し上げにつながる可能性があるという。
 市場の注目は、10日に予定されている安倍晋三首相とトランプ氏の日米首脳会談に集 まっている。それまでは売買を手控える動きが強まりそうだ。トランプ氏が貿易面で圧力をかけるような発言をすれば、円相場が大きく動くリスクは高い。それまでの間、輸出関連株は買いにくい状況が続く。
 国内の決算発表は支えとなりそうだ。今週は日本株の代表銘柄であるトヨタ自動車(7203)を始め、ソフトバンクグループ(9984)や三井物産(8031)など主要企業の決算が相次ぐ。引き続き、業績の回復基調が確認できれば好感する買いが入りやすい。
 個別銘柄の選別色も強まるだろう。決算を機に同業種内でも明暗が分かれるケースが目立っている。特に、トランプ氏の動向に左右されずに業績成長が続きそうな銘柄が買われる動きは強まりやすい。(野村優子)