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儲ける&儲かる!株式投資

厳選推奨銘柄を大公開。CFP(R)が株の買い方を解説。毎日訪問で初心者が株取引のプロに。

上値は1万9500円程度

 今週(23~27日)の日経平均株価は上昇か。1万8800~1万9500円程度で推移しそう。市場が注目する一大イベントだった20日のドナルド・トランプ氏の第45代米大統領就任式は大きな波乱なく終了した。様子見姿勢を強めていた投資家の間にひとまず買い安心感が広がりそうだ。米景気回復に加え、国内外で本格化する決算発表も株価の押し上げ要因となる。
 日経平均は前週、一時節目となる1万9000円を割る場面があり週間で0.8%安となった。大統領就任式前は、警戒感から悪材料を織り込んできた。就任式では「特定の国を攻撃するなどの過激発言はなく、無事に通過したことで戻りを試す展開となるだろう」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)。就任後のトランプ氏の言動によっても、大きく反応する可能性がありそう。
 24日には米中古住宅販売件数、27日には2016年10~12月期の米国内総生産(GDP)の発表も控えている。市場では「トランプ新大統領に関係なく、根底には引き続き米景気の回復があると確認されれば、株高につながりやすい」(大和住銀投信投資顧問の門司総一郎経済調査部部長)と の指摘がある。
 日米の決算発表も支えとなりそうだ。米国では、前週に発表された金融機関などの決算が好調だった。今週はジョンソン・エンド・ジョンソンやインテル、マイクロソフト、フォード・モーターなどグローバル企業の決算が相次ぐ。堅調な米景気を証明する内容となれば、好感されるだろう。
 日本でも3月期企業の16年4~12月期決算の発表が本格化する。日本電産(6594)やアドバンテスト(6857)、信越化学工業(4063)などの決算発表が予定されている。16年4~9月期までは円高に苦しんでいた企業も業績が大きく改善している可能性が高い。「活発となっている自社株買いの発表も期待できそう」(東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリスト)といい、株価押し上げにつながりそうだ。(野村優子)