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米金融決算に注目

 今週の米株式相場はダウ工業株30種平均株価が2万ドルの大台に乗せるかどうか、その後も高値を維持できるかどうかが市場の最大の関心事だ。先週末にはダウ平均が一時1万9999ドル63セントまで上げたものの伸び悩んだ。
 先週末に発表された昨年12月の米雇用統計は雇用者数の伸びが11月に比べ減速したものの、時間当たり賃金が前年同月比で2.9%増え、伸び率は7年半ぶりの高水準となった。失業率は4.7%と前月から0.1ポイント上昇したものの、労働参加率が上昇しており、労働市場は引き続き改善している。
 雇用情勢を含め、景気の先行きに対する楽観的な見方が株式相場を下支えするとの見方が多い。ダウ平均が2万ドルを超えて一段と上昇するかどうかは、今週発表される12月の小売売上高などの景況に加え、今週から本格化する2016年10~12月期の企業決算発表次第だ。アナリストの予想では前年同期比6%程度の増益見通しとなっている。
 業績拡大のけん引役は金融業界だ。利上げを受けた長短金利差の拡大で利ざやが増えるとの期待から株価が上昇してきた金融業界の決算は市場の関心が高い。
 13日にJPモルガン ・チェース、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴの大手3行が決算を発表する。金融大手が予想以上に好業績になれば、株式相場の一段の上げ材料になるだけに市場は注視している。(ニューヨーク=伴百江)