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1万9500円前後で小動き

 今週(26~30日)の日経平均株価は小動きとなりそう。1万9500円前後に張り付く格好で2万円をうかがう勢いはない。材料難のなかで大幅下落は見込みにくいが、休暇入りした投資家も多く、上値を追う海外勢も不在で商いは低調に推移するとみられるためだ。ただ、週後半は、年末に向けて運用成績を押し上げるための「お化粧買い」が入りやすく、年末高値をうかがう展開か。
 前週の日経平均は、クリスマス休暇に入った海外投資家も多く、週間で26円(0.1%)高と小幅な値動きとなった。26日は米国やドイツ、英国、香港などの主要市場が軒並み休場となるほか、27日も休場となる市場は多く、引き続き値幅は小さくなるだろう。
 注目イベントもなく、材料不足の1週間となるだろう。年明けには、12月の米サプライマネジメント協会(ISM)指数や中国製造業購買担当者景気指数(PMI)、米雇用統計など注目指標の発表を控えている。「3月の米利上げの有無を見極める材料となるため、様子見姿勢は強まりやすい」(三井住友アセットマネジメントの石山仁チーフストラテジスト)との指摘がある。
 強いて言えば主力株の動きが鈍くなるた め「割安に放置された小型株などを物色する動きが活発になる」(東海東京調査センターの仙石誠マーケットアナリスト)。個人投資家による材料株や中小型株などの売買が目立ちそうだ。
 週後半にかけては、年末の年初来高値をにらむ動きもでてくるだろう。市場では「期末の12月末を前に、パフォーマンスを良くするための『お化粧買い』が入りやすくなる」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘投資情報部長)との声が聞かれた。
 下値は限定的で1万9000円程度。薄商いの中で日銀の上場投資信託(ETF)買いが入れば、下支え効果は大きくなる。投資家にとっても、底割れ不安が少なくなるため買い安心感につながるだろう。(野村優子)