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金融株先導し一段高も

 今週の米株式相場はダウ工業株30種平均株価が2万ドルの大台に乗せるかが最大の関心事になる。クリスマス休暇を前にすでに商いを手じまったトレーダーも多く、薄商いの中で値のはねやすい展開になるだけに、材料不足でもあっけなく2万ドルを突破する可能性がある。
 株式相場は、大統領選挙後からトランプ次期政権下でインフラ整備や減税、金融規制の緩和といった経済刺激策が導入されるとの期待から上げてきた。ダウ平均の相場でみると、先週までに6週間連続して上昇している。
 先週実施された米連邦公開市場委員会(FOMC)では来年の利上げ回数の見通しをこれまでの2回から3回に引き上げた。これにより、米国債の長短金利差が拡大し、金融機関の利ざやが拡大するとの思惑から金融株が上昇した。
 一方で急速なドル高が進み輸出関連企業や為替相場の影響を受けやすい素材関連企業の株価は下落した。
 今週は11月の米中古住宅販売、7~9月期の米実質国内総生産(GDP)確定値などの経済指標が発表されるが、市場の関心はもっぱらダウの2万ドル乗せだ。
 トランプ・ラリーで上げてきた金融株に先週末にいったん利益確定売りが 出たが、こうした銘柄に再び買いが入れば2万ドル乗せの先導役になるかもしれない。
(ニューヨーク=伴百江)