儲ける&儲かる!株式投資

厳選推奨銘柄を大公開。CFP(R)が株の買い方を解説。毎日訪問で初心者が株取引のプロに。

1万9000円台で値固め

 今週(12~16日)の日経平均株価は1万9000円台で値固めの展開か。米連邦公開市場委員会(FOMC)で大方の予想通り米利上げが実施されれば、年内の重要イベントは無事に通過する。米大統領選以降、日経平均は大きく上げたものの、上げ余地を指摘する声は少なくない。円安進行も海外投資家の買いを後押しする。
 FOMCは13~14日に開かれる。米政策金利の市場予想を示す「Fedウオッチ」によると次回会合で利上げが実施される確率は95%と市場は利上げをほぼ織り込み済み。イエレン氏の会見での発言や来年以降の利上げペースが焦点だ。無難に通過しても「利食いの口実」(岡三証券の小川佳紀シニアストラテジスト)として売られる可能性もあるが、「年内最大のイベントリスクがなくなること自体は好感される」とみられる。
 日本株を取り巻く環境は良好で、とくに円安は支援材料だ。先週はドル円相場が一時、1ドル=115円に乗せる場面もあった。米大統領選前から10円ほど円安が進んだ。米長期金利の上昇が続く中、日本の長期金利は日銀の政策で0%程度に抑えられており、日米金利差拡大による一段の円安を見込む声がある。
 輸出企業が業績の前提とする想定為替レートは1ドル=100~105円程度と実勢よりも円高で設定されているケースがほとんど。業績上方修正に対する期待は高まっている。
 海外勢の買い越し基調も続きそうだ。11月だけで1兆5400億円を買い越した。米大統領選を転機に海外勢が日本株を見る目は変わり「日本株が安すぎる点に注目する投資家が増えた」(インベスコ・アセット・マネジメントの小沢大二取締役運用本部長)という。原油価格の上昇を受け「オイルマネーが世界の株を買う動きが出てきてもおかしくない」(大和証券の壁谷洋和チーフストラテジスト)との声も出ている。(宮川克也)