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経済指標良好で底堅く

 今週も米国株式相場は底堅く推移しそうだ。感謝祭後の年末商戦が始まり、例年年末にかけて株式相場が強含む「サンタ・ラリー」が意識される時期だ。市場の一部では過熱感も浮上するが、足元の米経済指標は軒並み良好で、下値不安はそれほど大きくない。
 ダウ工業株30種平均は米大統領選以降、過去最高値の更新を続けている。リスクヘッジで現金比率を高めていた投資家が徐々に株式に資金を戻し始めている。先週発表された10月の耐久財受注は事前予想を大きく上回り、伸びが加速。11月のミシガン大学消費者態度指数も速報値から上方修正され、大統領選後の消費者心理の改善を示した。
 今週は2日に11月の雇用統計が発表される。非農業部門の雇用者増加数は前月比18万人程度と予想されている。米連邦準備理事会(FRB)の12月の追加利上げはほぼ市場に織り込まれているが、拡大基調が続けば後押しの材料にはなる。
 29日のカンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)や30日の個人消費統計(10月)で消費動向の改善が改めて確認されると、米景気の先行きは一段と明るくなりそうだ。
 米株市場に死角があるとすると急ピッチ で進むドル高。12月1日に11月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数が公表される。足元のドル高傾向が米製造業にどれだけ逆風となっているかが注目される。(ニューヨーク=山下晃)