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儲ける&儲かる!株式投資

厳選推奨銘柄を大公開。CFP(R)が株の買い方を解説。毎日訪問で初心者が株取引のプロに。

12月利上げにらみ身構え

 今週の米国株式相場は、年内に米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切るとの見方が一段と強まり、上値が重くなりそうだ。翌週の11月8日に控えた大統領選を巡る不透明感も、投資家のリスク回避の姿勢を強めている。
 前週末の28日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が小幅に続落した。朝方に発表した7~9月期の米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率2.9%増と、2年ぶりの高水準となった。景気回復に対する期待感から買いが先行したが、午後になると米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏の私用メール問題を米連邦捜査局(FBI)が再捜査すると伝わり、下げに転じた。今週も大統領選を巡るニュースに、投資家は敏感に反応しそうだ。
 FRBは11月1~2日の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。大統領選直前となる今回の会合では利上げは見送られる公算が大きいが、声明文で12月会合での利上げを強く示唆する可能性があり、市場は身構えている。7~9月期の米GDPが市場予想を大きく上回ったことも、利上げ判断には追い風だ。
 経済指標では、4日発表の10月の雇用統計に注目が集まる。非農業部 門の雇用者増加数は9月分より多い17万人程度が見込まれているが、これを大きく下回れば早期利上げムードに水を差しかねない。(ニューヨーク=平野麻理子)