儲ける&儲かる!株式投資

厳選推奨銘柄を大公開。CFP(R)が株の買い方を解説。毎日訪問で初心者が株取引のプロに。

1万7000円台で値固め

 今週24~28日)の日経平均株価は1万7000円台を固めていく展開になりそうだ。2016年4~9月期の決算発表が本格化するが、円高の影響をどの程度市場が織り込んでいるかが焦点となる。主力企業の決算で想定以上に利益が下振れするケースが相次げば投資家心理が冷え込む恐れもある。足元で買い越し基調を強める海外勢の動向や28日の9月の家計調査にも注目が集まりそうだ。
 主要企業の先陣を切って20日に発表した安川電機6506)の4~9月期決算は、最終減益ながら事前の市場予想を上回る内容だった。翌21日に安川電機株は年初来高値を更新した。だが主力企業の決算はこれから。個別企業によって収益格差も出てきそうで、円高による下方修正が相次ぐ可能性もある。
 25日の九州旅客鉄道JR九州)の上場も焦点だ。今年の新規上場の案件ではLINE3938)に次ぐ大きさとなり、個人投資家を中心に注目を集めている。東海東京調査センターの隅谷俊夫投資戦略部長は「JR九州の上場が順調に滑り出せば、投資家の心 理も上向きそうだ」と話す。
 米アップルの決算発表も25日日本時間26日)にある。決算の内容次第では、アップルに部品を供給しているアルプス電気6770)や村田製作所6981)など電子部品株の値動きにも影響するため、市場の注目度が高い。
 需給面では海外投資家の動向がカギを握りそうだ。年初から売り越し基調だった海外勢だが、10月第2週11日~14日)は2週連続の買い越しとなり、最近の株高をけん引している。「外国人の売りが止まってきている」と岡三証券の小川佳紀シニアストラテジストは語す。今後も買いが継続するかどうかが焦点だ。
 28日には家計調査が発表される。「9月は天候に恵まれず、個人消費は伸び悩みそう」との声も少なくない。個人消費の足踏みが改めて鮮明になれば内需株を中心に弱含む可能性が出てきそうだ。丸山大介)