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儲ける&儲かる!株式投資

厳選推奨銘柄を大公開。CFP(R)が株の買い方を解説。毎日訪問で初心者が株取引のプロに。

利上げ観測強まり上値重く

 今週の米国株式相場は年内に米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切るとの見方が強まっていることから、上値が重くなりそうだ。12日に公表される9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や週末14日に予定されているイエレンFRB議長の講演での発言に市場関係者は注目している。
 前週末7日に発表された9月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を下回ったものの、堅調な賃金上昇が確認された。市場では「12月のFOMCでの利上げには十分な数字」との見方がやや優勢となった。ダウ工業株30種平均の7日の終値は、前日比28ドル01セント(0.2%)安い1万8240ドル49セントで引けた。
 利上げ時期を見極める上では、FRB高官の発言が大きな手掛かりとなる。今週は14日にイエレン議長以外の講演が予定されているほか、ニューヨーク連銀のダドリー総裁(12日)やボストン連銀のローゼングレン総裁(14日)らの講演もあり、市場関係者が注目している。
 米国内の経済指標では、14日に9月の小売売上高が発表される。米経済のけん引役である小売りが好調なら、早期の利上げの追い風になる。
 11 日の非鉄大手アルコアの発表から本格化する7~9月期決算にも注目。全体ではわずかに最終減益となる予想だが、好調な決算が相次げば投資家心理が改善し、株価の上昇につながりそうだ。(ニューヨーク=平野麻理子)